現在の取り組み
私は、「考え・感情を整え、充実した毎日をサポートする」こころしなやかカウンセラーの高橋るいと申します。
現代社会では、競争や忙しさ、情報の過剰などが原因で、多くの人がストレスを感じています。なかでも女性のライフステージの変化は多岐にわたり、そのたびに新たなストレスや悩みに直面することがあります。
私は毎日を楽しく充実したものにするためには、自分を知り、セルフケアを身につけ、考えや感情を自身で整えることで、ストレスに対処できるようになることが重要だと考えています。
しかし独りでは客観的な視点を持つことが難しく、考えや感情に対する偏った視点が生じてしまうことも多々あります。
そこで私はカウンセラーとして、クライアントさまひとりひとりに最適な方法をご提供し、実行していただくためのサポートを行っています。
今の私があるのは…
私は今振り返ってみると、過去はとても生きづらい考え方をしていました。
私が13歳の頃、父親の仕事がうまくいっておらず、毎日お酒を飲んで、「しんどいのは俺だけで、お前はなにもせずえらいもんだ」などの暴言を母に吐き捨てるなどの家庭の中で育ちました。
そんな母親をみて「自分がなんとかしなきゃ」と思い仲裁しようとするけど、今度は私に攻撃がきて、少しも気持ちが休まることがない生活でした。
毎日泣いて落ち込んでいる母の話を聞き励ましていましたが、私の心は辛く、常に不安定で、両親の顔色を伺う日々でした。
そして、23歳の頃には遠距離恋愛中であったパートナーと婚約しました。
しかし婚約後から彼の態度が変わり始め、「転勤から戻ったら両親と同居して欲しい」と彼の実家に一緒に住むことを勧めてきました。義理の両親との同居は私の中には無い選択肢でした。
他にも機嫌が悪いと言葉で攻撃してくるモラハラのような言動が見え始め、本当にこの人と結婚して大丈夫かな。
と不安や不信感が膨らんでいきました。
しかし私は彼を傷つけたくない、嫌われたくないという思いから、ハッキリと「嫌」と言ったり自分の意見を伝えることができませんでした。
私は彼といても本心を言えない自分が嫌になり、だんだんと未来に幸せな結婚生活を描くことができなくなりました。
でも婚約指輪も貰ったし今更どうしよう・・
職場へはすでに退職に向けて引継ぎをしているし・・
私が我慢すれば、結婚したら彼も変わるかもしれない・・
散々考え抜いた結果、思い切って別れを告げることにしました。納得してもらえたものの
しばらく続いた彼からの「婚約破棄で訴えてやる!」という電話に怖く脅える日々でした。
恋愛も仕事も失いゼロからのスタートとなりました。
全てを失ってしまった絶望感でいっぱいでした。弱い自分が大嫌いでした。
そして25歳の頃、気持ちを新たに事務職に転職しました。
入社して3カ月ほど経過すると、40代の男性上司は私に好意があることを伝えてきました。
その時上司は結婚しておりお子さんもいました。私は正直そんな上司が気持ち悪くなり、関わりたくないと思うようになっていました。そしてさらにプライベートに踏み込んだことも聞いてくるようになりました。
最初は雑談の中で冗談のように話していましたが、毎日私の外見や服装について話してきたり、通りがかりに肩に触れるなどボディタッチをしてきたりと徐々にエスカレートしてくるようになりました。
私は恐怖で硬直してしまい、ただ受け流すことしかできませんでした。
その反面仕事でミスをしたときには感情的に怒鳴り、上司の機嫌が悪いときには理不尽な指導をしたりと、毎日セクハラとパワハラの繰り返しでした。
このままではいけなと思い、改めて好意をお断りしましたが、「好意をなくすように努力するがそのかわり仕事の話以外は一切せず、仕事はさらに厳しくする」と言われました。
今思うと考えられない上司の発言ですが、当時の私はこの時もハッキリと「嫌」と言ったり自分の意見を伝えることができませんでした。
今我慢すれば、いつか終わるだろう・・怒鳴られるよりは上司の機嫌も良いしセクハラに耐えるほうがまだましだ・・
私はますます自分が嫌になり塞ぎ込んでいきました。
ある日「最近どう?」と聞いてきてくれた他部署の女性の先輩に全てを話すことができました。
するとすぐに上層部へ報告してくれて、上司は別の支店へ異動となりました。
勇気を振り絞って女性専用の職場での悩みを聞いてもらえる電話相談に電話しました。
すると相談員の方は「あなたは悪くないですよ。よく頑張りましたね」と言ってくれました。
私は涙が溢れて止まりませんでした。自分を認めてもらえたような感覚でした。
その頃私は心身ともに疲れ果て、どうして私は何をやっても上手くいかないのだろう?
「自分には何の価値もない、弱い自分が嫌い」とますます塞ぎ込んでいくようになっていました。
起業したきっかけ
すっかり自信を無くしてしまっていた私は、自分を見つめ直すために以前より興味のあった心理学を学んでみようと思うようになりました。
心理学の勉強をするなかで、自分がどのような人間なのか?どんな考え方をしているのか?を知り、初めて自分を客観視することができました。
私は偏った以下のような思考のクセに縛られ、自分を追い詰め、常にまわりと比べて落ち込み、自信がなく他人軸であったことにも気が付きました。
・マイナス思考、~すべき思考、白黒思考
・他人に認められることで自分の価値を見出す
・他人の目や評価を気にする
・嫌われるのが怖くて意見を言えず、相手の期待する自分を演じる
・全てにおいて耐えたり我慢することが強さだと思っている
このような偏った、バランスの悪い考え方が生きづらさの一因となっていたのです。
しかしセルフケアができるようになると、追い詰め、否定していた自分も受け入れられるようになり、「ありのままでいいんだ・・」と自分で自分を認めてあげられるようになりました。
私の想いと目指す目標
今では昔のようにいつまでも悩み続けたり、失敗を引きずることなく、幸せで楽しい時間を過ごせるようになりました。
昔の私からは考えられませんでしたが、今の自分が好きで大切にしてあげたいと思えるようにもなりました。
もっと早くからセルフケアを学んでいれば・・と昔の私に教えてあげたいです。
そして学びを続けるうちに、私と同じように悩んでいる人をサポートしたい!と思うようになり電話で悩み相談を始めました。すると「高橋さんに相談してよかった」「安心して話せる」といったお声をいただくことができました。
そこで今度は、クライアント様と共に悩み解決へ向け、具体的に実践し行動に移すことができるような環境を提供したいと思いサービスを始めました。
私のこれからの目標は、自分の考え・感情を整えることで仕事も家庭も充実し、毎日ハッピーに過ごすことができる女性を1人でも多く増やすことです。
限られた貴重な人生の時間を、セルフケアで自分を大切にし、幸せで楽しい時間を過ごすことができればと思います。